天候に恵まれた土曜日、一部天気予報では
午後から冬型になり気温がぐっと下がるとの予報。
目標は蛭が岳、あとは雪の具合と自分の体力で
引き返し地点を決めました。
先々週くらいの丹沢(塔の岳)は、凄い積雪量でしたが
先週の暖かい陽気でもまだ雪は残っているだろうと
コースは北側の焼山からにしました。
こちらからの登りは2回目です。
雪は登山口から、少しずつ増え
700m付近からは、凍っているところも
あり、アイゼン(6本)を装着しました。

焼山山頂(1059m)では、雪が多いです。
しかし今回は道を間違わずに上りましたが
それでも、約10分くらい遅いです。

1200m付近の登りですが、道をはずすと
膝まで埋まります。

登山開始から約2時間(AM9:30)
ドッドッドッドッと何かが来ている音です。
よく見ると鹿5~6等が稜線を横切りました。
一瞬、熊かと思いました。
(やはり熊への恐怖が・・・)
次はイノシシかと思いましたが、
(鹿の膝上まで雪で埋まって、体型としては猪のような)
違いました。とにかくほっとしました。
カメラを出す余裕もなかったので、
足跡を撮ってみました。

椅子でしょうか。
雪も深く、道をはずして膝まで埋まり
かなり疲れてきました。
このあたりでトレールの方とすれ違い
姫次からの富士山の眺めが最高に綺麗だったと
の情報に、また気を取り直して歩き出します。

やっと姫次に到着(3時間25分、AM10:55)しました。
随分と長く歩いた感じでしたが、CT通りでした。
残念ながら、富士山はほとんど見えませんでした。

前回は、道を間違いながらも11:40には蛭が岳に到着していた
ペースと比べると明らかに遅い。
ここで蛭が岳へのCTを調べると約2時間かかります。
蛭が岳からバス停まで前回2時間30分だったので
3時間かかるとすると今から5時間かかると
それだけでバス停4時になります。
更に、ラーメンタイムや休憩時間もなくなります。
これではあまりにさびしい山登りとなるので、
まだ天気が良い間にゆっくりラーメン食べて
帰ることに決めました。
蛭が岳山頂も雪が深そうです。

北側の青空が美しい。

約1時間景色を楽しみ、
餅いり味噌ラーメン(いつも同じ)を食べ
持ってきたリンゴ、メロンパン、レーズンパン、
ゴマで塗した小さなアンパン等食べつくし、
ゆっくりした時間をすごし、下山しました。
(ビールが無かったの残念でしたが)
林道も凍っていて車も一台もありません。

北の空から怪しげな雲が迫ってきます。
やはり天気予報あたりそうです。

姫次からは約1時間40分でバス停に到着。
前回の時刻表と違っていました。
1時、2時代がなくなり4時5分1本です。

前回の食堂に行きビール&αでは
2時間以上もあり、出来上がってしまいますので
国道を歩き、まずは、焼山登山口を目指します。
国道を歩き出して約40分、雨・霰が降り出し
風も強くなってきました。
しばらくして焼山登山口に到着。
バス停付近の酒屋でビールを買って
神社のところで震えながら飲んでいました。

それでも、バスがくるまであと1時間くらいあります。
いつもは飲まないのですが、寒いのでワンカップの出番です。

バスが来る10分前です。
風が強く、まだ震えています。

焼山登山口→姫次→青根→焼山登山
登山道:15.5km
国 道:6km
この後6時には自宅に着いたのですが、
案の定、風邪を拗らせ
日曜日は一日中寝込んでいました。